:+ ストーリーのあらすじ +:
誰もが理由を知らない争いを続ける世界があった。
夕焼けに今日という日の別れを告げる時、街の塔の上に座る一人の青年。
その青年に壁の影から話しかけるもう一人の青年。
沈む太陽、昇る月。
太陽と月のような存在だった彼らの物語は、三年前に始まっていた。
『出会った太陽と月』
元気と身のこなしとスピードを売りに、
傭兵を職業としている金髪のフェンサー、ウィン。
ある日彼にひとつの依頼が舞いこんできた。
楽観的な態度がそうさせたのか、ウィンは『傭兵潰し』に狙われてしまう。
黒髪の男、ロートス。
行方不明の子供。
モンスター。
これは、ウィンとロートスが出会ったときのお話。